結婚式の二次会は、新郎新婦の親しい友人に頼むのが一般的だと思いますが、最近は、二次会幹事の代行してくれる会社もあります。
披露宴の準備だけで手いっぱい、友達にも頼みにくいけど、二次会をやりたいというような悩みをお持ちの方に、二次会幹事代行会社を使うメリットとデメリットをご紹介します。
更には、『ゼクシィ結婚トレンド調査2013』から、二次会を開催した先輩たちが、どれくらい二次会幹事会社をつかっていたのかのアンケート結果を公開します。
二次会幹事代行会社とは
メリット
幹事代行会社にお願いするメリットは、大きく2つあると思います。
準備の手間が減らせる
新郎新婦が忙しい、友達に頼みづらい、友達も忙しい、などの理由から、なかなか2次会の準備まで手が回らない。
2次会の準備が大変だから、2次会はやらずに、披露宴だけにしようと思っている。
というような新郎新婦は、2次会幹事代行会社を使うことのメリットは大きいと思います。
2次会の演出・進行に慣れている。
2次会の演出に慣れているので、人気のゲームであったり、盛り上がりやすい企画を提案してくれます。
友達の演出や司会によって、2次会がだらけてしまうことを心配している人は、プロに任せるメリットがあると思います。
デメリット
代行会社への手数料負担をデメリットと考えるかどうかがポイントです。
費用がかかる
二次会幹事代行会社は、スタッフの人件費と利益を稼ぐ必要があるので、その分のコストを新郎新婦側で負担することとなります。
その為、ホームページでは無料と書いてあっても、実際は参加者一人あたり3000円程度のコストを負担する必要があります。
50名程度の二次会であれば、15万円程度のコストが発生するので、それが2次会幹事代行会社のサービスと見合うかを検討したうえで、お願いするかどうか検討されてはいかがでしょうか。
オリジナル演出感が減る
新郎新婦の友達が一生懸命に作りこんだ2次会と比べると、2次会幹事代行会社の司会や演出だと、オリジナリティーやアットホーム感が薄れてしまいます。また、人気の演出は被りがちなので、2次会の参加者から、以前に参加した2次会と同じだと思われてしまうデメリットもあります。
二次会幹事代行会社の利用率
では、実際に、どれくらいの人が2次会代行会社を使っているか、紹介します。
首都圏平均
近年、徐々に利用率があがっていますが、全体の1割強のみで、ほとんどの新郎新婦は、自分たちで二次会をやっていることがわかります。
- 2010年 6.3%
- 2011年 6.6%
- 2012年 10.2%
- 2013年 11.1%
新婦の年齢別の利用率(首都圏)
新婦の年齢が低いほど、利用率が高くなっています。この傾向が続けば、利用率は徐々に上がっているのではないでしょうか?
- 24歳以下 16.2%
- 25~29歳 11.9%
- 30歳以上 7.4%
地域別の利用率
利用率が高いエリアは、東海地方。首都圏・東海・関西以外は、利用率が5%未満で、ほとんど利用されていない。
- 東海 22.2%
- 首都圏 11.1%
- 関西 9.2%
- 四国 6.8%
- 北海道 5.6%
幹事代行会社にお願いした内容
二次会の演出、プログラム作成は、ほとんどのケースで依頼。
司会進行と当日の集金・会計は、3人に2人程度利用。
- 演出の手配・準備 81.5%
- 当日のプログラム作成 80.0%
- 司会・進行 66.2%
- 当日の集金・会計 60.0%
- ゲスト出欠確認 44.6%
- 二次会会場選び 38.5%
- プロフィールビデオ作製 35.4%
- ギフトの手配 27.7%