結婚式の招待を受けた時、できることなら、参加したいという想いはあっても、どうしても参加できないこともあるかと思います。
そんなとき、結婚式に欠席する場合のご祝儀を渡すべきか、渡すのであればいくらが妥当なのかを、新郎新婦との関係や欠席理由によって、3パターンに分けてご紹介します。
1.自分の結婚式でご祝儀を頂いていない場合
結婚式のご祝儀は、お祝いの気持ちを表していますが、新郎新婦の費用の面から考えると、食事代と会場代などの費用をご祝儀で賄うという構造になっています。
そのため、自分が以前ご祝儀を頂いていない人から誘われたけど、出席できない場合は、一般的に、参列した場合に包むご祝儀金額の1/3~1/2程度が相場だと言われています。
もしくは、ご祝儀ではなく、同等金額のプレゼントを渡すという方法や、ご祝儀とプレゼントを渡すという方法もあります。
欠席しなくてはいけないことを伝える際に、新郎新婦がほしいものを聞いて、プレゼントの金額によって、ご祝儀+プレゼントなのか、プレゼントのみかを選択されるのが、スマートなのかと思います。
直接新郎新婦に会うことが出来る場合には、出来る限り、直接お会いして、お祝いするとともに、ご祝儀を渡してあげた方が、新郎新婦も喜んで頂けると思います。
遠方に住んでいる等の理由により新郎新婦に会えない場合は、現金書留にて結婚式の前に送るのが望ましいとされています。
その時は、ご祝儀袋とともに、お祝いのメッセージも添えてあげましょう。
2.自分の結婚式でご祝儀を頂いている場合
自分の結婚式に出席して、ご祝儀を頂いている方が結婚される場合には、出来る限り、頂いた金額と同額をご祝儀として渡すのが望ましいかと思います。
3.出席と返信した後に急遽参加出来なくなった場合
こちらの場合も、参加する際に包む予定だった金額と同額を、ご祝儀として渡すのが望ましいと思います。
電報の送付
いずれのケースでも、結婚式当日には、お祝いの電報を送ることをオススメします。
出席できなくても、本当はお祝いしたかったという気持ちを表すことができますし、披露宴の中で、電報も紹介されます。
(電報の数によって、名前だけの紹介となる場合も多いですが)