友人の結婚式に参列する場合の平均的なご祝儀金額は3万円となっています。
『金銭的に厳しい場合は2万円でも大丈夫なのか?』、『その場合は、1万円札2枚を包めばいいのか?』など、友人の結婚式のご祝儀で知りたいことがあるかと思います。
今回は、『ゼクシィ結婚トレンド調査2013』のアンケート結果では、地域別や、新婦の年齢別、披露宴会場別で、ご祝儀金額の比率を発表しているので、紹介させて頂きます。
なお、他にもご祝儀に関する特集がありますので、ご覧ください。
『ご祝儀袋の選び方』
『ご祝儀袋の書き方&お札の入れ方』
『欠席の場合のご祝儀』
『ご祝儀相場(上司/部下)』
『ご祝儀相場(親戚)』
『ご祝儀相場(元教え子)』
地域別のご祝儀金額
地域別のご祝儀金額の相場を見てみると、東北地方を除くと、3万円という回答がほとんどを占めています。
東北地方では『2万円以上3万円未満』と回答している比率も高く、東北3県(青森・秋田・岩手)では3万円よりも2万円の方が多いという結果になっています。
なお、下の表では2万円は『2万円以上3万円未満』、3万円は『3万円以上4万円未満』、4万円は『4万円以上5万円未満』を表しています。
是非、次の結婚式に出席する地域の相場をご参考にしてくださいね。
全国平均
平均:2.9万円
1位:3万円 93.4%
2位:2万円 5.7%
3位:2万円未満 0.3%
3位:5万円以上 0.3%
5位:4万円 0.2%
地域別相場
北海道
平均 2.8万円
1位:3万円 86.4%
2位:2万円未満 9.1%
3位:2万円 4.5%
東北三県(青森・秋田・岩手)
平均 2.4万円
1位:2万円 57.2%
2位:3万円 42.8%
宮城・山形
平均 2.7万円
1位:3万円 67.1%
2位:2万円 32.1%
3位:5万円以上 0.4%
3位:2万円未満 0.4%
福島
平均 2.7万円
1位:3万円 69.1%
2位:2万円 30.9%
北関東(茨城・栃木・群馬)
平均 3.0万円
1位:3万円 94.7%
2位:2万円 5.0%
3位:4万円 0.3%
首都圏(東京・神奈川・千葉・埼玉)
平均 2.7万円
1位:3万円 96.2%
2位:2万円 2.5%
3位:2万円未満 0.6%
4位:5万円 0.4%
5位:4万円 0.3%
新潟
平均 3.0万円
1位:3万円 98.2%
2位:2万円 0.9%
2位:2万円未満 0.9%
長野・山梨
平均 2.9万円
1位:3万円 89.6%
2位:2万円 10.4%
福井・富山・石川
平均 3.0万円
1位:3万円 97.9%
2位:2万円 1.6%
3位:5万円以上 0.5%
静岡
平均 3.0万円
1位:3万円 98.2%
2位:2万円 0.7%
3位:2万円未満 0.4%
3位:5万円以上 0.4%
3位:4万円 0.4%
東海(愛知・岐阜・三重)
平均 3.0万円
1位:3万円 97.7%
2位:2万円 1.0%
3位:4万円 0.6%
4位:5万円以上 0.6%
5位:2万円未満 0.2%
関西(大阪・京都・兵庫・滋賀・和歌山・奈良)
平均 2.7万円
1位:3万円 96.2%
2位:2万円 2.5%
3位:2万円未満 0.6%
4位:5万円 0.4%
5位:4万円 0.3%
中国(岡山・広島・島根・鳥取・山口)
平均 3.0万円
1位:3万円 99.2%
2位:5万円以上 0.5%
3位:2万円 0.3%
四国(高知・香川・徳島・愛媛)
平均 3.0万円
1位:3万円 91.8%
2位:2万円 7.0%
3位:10万円以上 0.6%
3位:5万円以上 0.6%
福岡・佐賀・長崎・宮崎・大分・熊本・鹿児島・沖縄
平均 2.9万円
1位:3万円 86.7%
2位:2万円 12.9%
3位:2万円未満 0.3%
4位:5万円以上 0.1%
新婦の年齢別のご祝儀相場
新婦の年齢が24歳以下の場合に『2万円以上3万円未満』と回答される比率が8.6%ありますが、それ以外はほとんど『3万円以上4万円未満』という回答になっています。
新婦の年齢が24歳以下の場合、招待されている友人も社会人になって24歳以下が多く、他の年齢と比べて2万円のご祝儀を包む方がいるからだと推測できます。
24歳以下
平均 2.9万円
1位:3万円 90.0%
2位:2万円 8.6%
3位:2万円未満 1.4%
25~29歳
平均 3.0万円
1位:3万円 98.1%
2位:2万円 0.9%
3位:2万円未満 0.7%
4位:5万円以上 0.2%
30歳以上
平均 3.0万円
1位:3万円 94.8%
2位:2万円 3.3%
3位:4万円 0.7%
3位:5万円以上 0.7%
5位:2万円未満 0.4%
2万円のご祝儀
友人の結婚式の一般的な相場は3万円ですので、可能であれば、ご祝儀は3万円をキープした方が良いと思われます。
ただし、社会人になりたての方など、お財布事情が厳しい場合には、2万円という選択肢もありなのではないでしょうか。
できることなら、一緒に参加するお友達とも相談して、周りの友達と足並みをそろえられることをオススメします。
2万円のご祝儀ですが、包み方については、2つの意見があります。
『偶数になるので、1万円札2枚ではなく、1万円札1枚と5千円札2枚とした方が良い』という意見と、『2は『ペア』という捉え方ができるので、縁起が悪くなく、そのまま1万円札2枚で良い』という意見があるようです。
ご祝儀袋の書き方
ご祝儀袋の書き方をご紹介します。
筆ペンで記入することが一般的かと思いますが、薄墨(灰色)の方ではなく、必ず黒色で記入してください。
まず、内袋ですが、表に金額を記載し、裏に住所と名前を記入します。
金額の書き方ですが、『金+金額+円(もしくは、圓)+也(省略可)』と記入します。
2万円は『弐萬円(圓)』、3万円は『参萬円(圓)』と記入します。
ご祝儀袋には、忘れずに自分の名前を記入しましょう。
お札の入れ方
お札は、事前に新札を準備しておいてください。
内袋の表面に、1万円札の表がくるように入れてください。(ちなみに、1万円の表面は、福沢諭吉の肖像がある面です)
次に、内袋をご祝儀袋の中に入れます。その際、ご祝儀袋の裏側の上の方から内袋を入れるようにしてください。
(最近のご祝儀袋は、ご祝儀袋にお金の封入口があり、入れやすくなっている場合も多いです)
内袋をご祝儀袋の中に戻したら、ご祝儀袋を閉じます。
この時、ご祝儀袋の裏面ですが、上の紙が内側に入り、下の紙が外側になっているか確認してください。