『結婚式のご祝儀袋の書き方&お札の入れ方』を写真解説付きで解説します。
結婚式のご祝儀袋は、マナーに従い、きちんと渡すのが、お祝いの気持ちをきちんと表す意味でも、大事ですね。
ここでは、『新券の準備の方法』と『ご祝儀袋の選び方』と『お札の入れ方』と『ご祝儀袋の書き方』の順で、紹介します。
新券(新札)のご準備
ご祝儀袋に入れるお札は、新券を用意しましょう。
普段、何気なく使っているお札ですが、新券を探すのは、思ったより、手間がかかります。
平日に時間がある場合(銀行窓口)
一番確実なのは、銀行の窓口にいけば、新券に両替して頂けます。その際、新券希望とご記入ください。
銀行の支店には、新券を保管しているので、確実に両替できるかと思います。
難点は、時間がかかるのと、営業時間が15時までなので、利便性が悪いことです。
土日や時間がない場合(銀行窓口以外)
土日など、結婚式の直前になってしまった場合、新札を手に入れる方法を紹介します。
結婚式当日だと時間に余裕がないので、少なくとも前日までに準備するようにしましょう。
結婚式場での両替
まずは、結婚式会場に連絡して、新券の有無を確認しましょう。
大きなホテルや式場ですと、新券を用意しているケースが多いようです。
ATMでの両替
結婚式場が厳しい場合は、銀行やコンビニのATMでお金を引き出して、新券、もしくは、新券に近いお札を探すことが一番可能性が高いかと思います。
1回で新札が出てこなくても、何回かチャレンジしていると、新札(もしくは新札に近いお札)が出てくることも多いかと思います。
ご祝儀袋の選び方
水引の種類
ご祝儀袋を結んでいる『水引』には2種類あります。結婚式に使われる水引は、結び目が強くてほどけない『結び切り』や『あわじ結ぶ』といわれるタイプで、結婚式など一度切りで二度目がない祝い事の場合に使用されます。また、水引の本数ですが、通常は5本ですが、結婚式は両家がそろいうという意味で、10本が正しい本数となっています。
一方で、出産祝いや昇進・入学祝いなど、何度あっても嬉しいような祝い事には、『蝶結び』と呼ばれる水引が使われます。こちらは、結婚式のご祝儀袋としてはNGですので、家に『蝶結び』のご祝儀袋があったとしても、結婚式には使用できません。
ご祝儀袋の選び方(金額別)
ご祝儀袋は、ご祝儀の金額によって、選ぶのが一般的とされています。また、正式な水引は金銀か赤白ですが、最近はデザイン性の高いカラフルな水引を多くなってきています。新郎新婦と親しい友人などは、新郎新婦をイメージして、ご祝儀袋を選ぶのも、オススメします。
1~3万円
300円~500円程度のご祝儀袋がオススメです。
3~5万円
500円から1000円程度のご祝儀袋がオススメです。
5万円以上
主賓や親戚での出席する場合など、5万円以上のご祝儀を包む場合は、1,000~2,000円程度のご祝儀袋がオススメです。
次のページでは、ご祝儀袋の書き方をご紹介します。